こんにちは。多摩おうちホストの会のKenです。
まだまだ追っついてないですが、前回の続きです。
6月のミートアップは、調布深大寺。このエリアで民泊をしながら地域活動に取り組まれている薩川さんを訪ねてきました。
こちらは薩川さんが作った「深大寺ストリートガイド」。実は私も地元でこんなの作りたいと思ってました。
最寄りの調布駅からバスに揺られて15分。緑豊かな深大寺エリアに入った辺りから、マイナスイオンの効果でしょうか?みるみる感覚が良くなってきました。
東京は5月から雨量が多く、そのおかげで新緑も水分をたっぷり含んですくすくと成長しています。
もうちょっとゆっくり歩きませんか~、と心の声。
薩川さんは午後から対応可能とのことでしたので、もう一人の地元ホスト、JimBayさんに美味しい蕎麦屋を案内していただきました。
深大寺といえばそば!そばといえば深大寺!というくらい東京では深大寺そばは有名です。
この地域は傾斜が激しくコメの栽培に向かない土地だったけど水が綺麗だったので蕎麦の栽培に向いてたのだそうです。
さて、おすすめの店「きよし」に入店。ちょっと贅沢に天ぷら蕎麦を注文しました。
やっぱり美味しいと自然と笑顔になっちゃいますね!
深大寺はゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるさんの第二の故郷でもあり、街をあげてのコラボも展開されていました。
深大寺は「媚びないおみくじ」で有名だそうで、「凶」が出やすいのだとか。でもおみくじの元祖として本来の意味をこうやって掲示しています。
若干緊張しながら引いてみると、、
「小吉」でした!今年の元旦に神社で引いた時は「大吉」だったので、まあこの辺が妥当ということでしょう。
さて、この後は薩川さんの民泊に向かいます。
深大寺バス停から徒歩3分という、とても便利な場所にあって、蕎麦屋「きよし」のすぐ近くでもありました。
見えてきました。のび太の家のような、昭和のノスタルジーを感じます。
入口の看板、COMORIってなんでしょうか。
ついに薩川さん(写真右端)とご対面!爽やかな笑顔!
一見、普通の民泊のようでしたが、、
この入り口は何でしょう??
別世界でした!
深大寺に入って、既に癒されてきましたが、もっとディープな世界がここにありました。
「籠る(COMORI)」とはこのことだったのですね。
薩川さんによれば、この民泊を企画するにあたっては、ここの部屋にほぼ全てを注ぎ込んだそうです。そして、ただこの部屋に籠るだけではなく、むしろ深大寺の魅力に触れてもらいたいという思いが強いそうです。
最初に紹介したガイドブックも、予約したゲストに手渡しして実際に一緒に案内することもあるそうです。
つまり、 「深大寺に籠る」ということですね。
オープンしてまで3か月位とのことでしたが、ワーケーションや近場の利用で予約する方が多いそうです。戸建ての2階部分も十分なスペースがあったので、今後団体客の受け入れも視野に入れられそうです。ちょっと一人になりたいという方も是非。
予約はこちら(Airbnb)からできます。
ちなみにですが後日談があって、ここのお宿の世界観に合うんじゃないかと、JimBayさんより琴の寄贈がありました。
JimBayさん、なんで琴持ってるの?という感じですが、、面白いですねぇ。
次に案内していただいたのは、「深大寺いずみや」さん。空き店舗となっている元蕎麦屋を活用して、会員制の店舗やワークショップの会場等で運用されています。
この日は壺焼き芋とドーナツ店が入っていました。焼き芋がめっちゃ甘かった!
居心地がよくって、1時間ほど長居してしまいましたが、話していく中で、薩川さんの心からの地元愛を感じました。
生まれ育った街になにかを還元するというと、かつては「ある程度余裕のある人がするもの」というイメージがありましたが、今はむしろ、本業の仕事やこれまでの経験をうまくリンクさせて、地域活動との相乗効果を生み出す、ということに喜びや生きがいを見出せる良い時代に私たちは生きていると思います。民泊はまさにその中心になっていくと、改めて感じました。
今回は、町田、狛江、国立、三鷹、調布のメンバーが参加でした。
それぞれが地元で活躍されているので、面白くつながっていくといなーと期待が膨らむミートアップでした!
まだまだ見るところは沢山あるので、今度はお泊りで深大寺を訪問したいと思います。
Kenでした。
<お知らせ>
・多摩おうちホストの会は、8月1日より「東京多摩民泊コミュニティ」に名称が変更になります。
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