こんにちは、お久しぶりです。東京多摩民泊コミュニティのKenです。
先日、長野県辰野町まで民泊ホスト仲間と1泊旅行に出かけてきました。
私の周りにはユニークで情熱に溢れた民泊ホスト仲間が全国いらっしゃるのですが、長野県辰野町にも気になるというかリアルに是非会ってみたい民泊ホストさんがいます。
今月6月は現地で蛍(ホタル)祭りがあるとのことで、ちょうど私たちのメンバーに蛍の愛好家もいらっしゃったので、その方をお誘いして全部で7名で出かけてきました。
長野県辰野町は日本の中心に位置するという、地理的にはちょっとスピリチュアルな場所で、また蛍の名勝地でもあります。
町は人口2万人という規模ですが、子育て支援、移住促進や関係人口を増やす取り組み、民泊では長野県やAirbnbと協定を結んだりして、観光やまちづくりに非常に力を入れています。
そんな情報を以前からオンラインミーティング等でキャッチしていたので、リアルに現地に行けるのは本当に楽しみでした。
東京からは車で2時間半位。中央高速の諏訪湖の少し先から南に下ると街が見えてきます。見た感じは普通の田舎町ですが、初めて訪れる街なのに「おかえり」というにおいがしました。
私は古民家が好きなので、まずかやぶきの館という宿泊施設に立ち寄りました。
しかしこれはいかにも、、大きすぎです!
これはなんでしょうか?
日帰り温泉もあるので、それも楽しそうですね。
その後、今回宿泊でお世話になる「民泊・和加多」さんに到着。同じ町内で「古民家ゆいまーる」を運営するよしえさんにご紹介頂きました。普段はなかなか泊まるのが難しいそうで、私たちは「かなりレアな」お客だったようです。
お互い自己紹介をしながら民泊談義が始まりましたが、、止まらないですね。直火で炊いたお風呂を交代で満喫しながらいつのまにか夕食の時間になりました。
夕食は地元で採れた野菜を中心に、ホストさんの手作り料理を楽しみました。どれも本当に美味しくて、ヘルシーで、民泊を超えてお互いの趣味の話(クラシック?)で大いに盛り上がりました。
さて、ホタルの鑑賞ですが、丁度雨が降り出してしまい、難しいと思いました。
それでもダメ元で現地に行ってみると、風雨の中で人もまばらな状態でした。警備員さんは「今日は残念だね」という顔をしています。
入口から会場の中に入ってみると、茂みや木々の中に沢山の蛍が「雨宿り」しているのが見えてきました。光ったり消えたりしているのがイルミネーションのようで、こんな天気でも見せてくれるんだと、むしろ感動してしまいました。
順路を進んでいく途中、飛ぼうとしたら風に吹かれて落ちてしまったのか蛍が何匹か道端に落ちていました。すると同行者の方が拾って避難させてあげたのでした。
なんていう優しい心遣い。民泊ホストであればもちろん共感できることですが、簡単なことではないと思います。
初めて見る無数の蛍に、子供のように感動しっぱなしの私達でしたが、実際にそれらが空中に飛ぶと、それはそれは夢の世界なのだそうです。
コロナが始まってから世界中から来るゲストがぴたりと止まり、もう2年以上も耐え忍んできました。今日のホタルがそんな私達に重なって見えてしまいましたが、この先はきっと私達も羽ばたける日がやってくると思います。
風雨の中でも私達に姿を見せてくれた蛍の勇姿に感謝したいと思います。
ホタルの撮影は禁止だったので、道端で出会ったホタルのマンホールを上げておきます。
翌朝の朝食も素晴らしく、身も心もリフレッシュ出来ました。家と自然が一体となったこんな場所で民泊ができたらさぞ楽しいだろうなあと思いました。実際は毎日やることあって大変だと思いますが、それを癒してくれるのがゲストさんだったりするんですよね。
「生活にスパイスを、というのが民泊だよ」と誰かが言ってたような。
他にも「古民家民宿おおたき」さんを見学させて頂いて、移住の話から運営の話まで沢山話を伺うことが出来ました。辰野町では移住組と地元組が仲良くやっている印象でしたが、もう少し深堀して聞いてみたかったです(1日では足りない~)それはとっても大きなテーマですので次回、もう少し深堀りして聞いてみたいと思います。
同行したメンバーもとても刺激になったようで、今度その方の民泊で勉強会をすることになりました。こんな流れで活動が広がっていくのは嬉しい限りです。
日本の真ん中で起こった化学反応は、蛍の仕業だけではないことははっきりしました。
今回は半年ぶりの更新でしたが、もう少し頻度上げて記事をアップしていきたいと思います。
Kenでした。
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