「まちと共に活きる民泊」 を目指して
東京多摩民泊コミュニティは、東京都多摩地域における民泊の事業者団体です。
民泊というと、「訪日外国人が利用する」というイメージが強いと思いますが、ここ東京多摩地域でも民泊の利用は増えています。
どのような方が来ているかと言うと、
「日本の普通の暮らしを体験したい方」
「長めの期間を予約して多摩を拠点に全国を旅する方」
「日本語学校やお菓子の専門学校に通う方」
「海外在住の日本人が一時帰国で利用する方」
など、様々な目的で利用されています。
2019年のラグビーワールドカップでは、英国と南アフリカからのご夫婦から町田のパブでルールを教えてもらいながら観戦を楽しみました。
コロナ禍においては、リモートワークでの利用や住居の建て替え時の仮住まい、帰国者の自主隔離でもご利用頂きました。
このように、民泊を利用する方の目的は本当に多種多様ですが、共通点があるとすれば「まちに溶けこむような滞在」なのではないかと思います。
その一方で、民泊を「貸す側」として始める方も目的は様々です。
「収入の足しにしたい」
「外国人と交流を楽しみたい」
「親から引き継いだ家だから大切に活用したい」
「新しい事業として立ち上げたい」
など
こちらの共通点として感じるのは、みなさん「人生の節目」で民泊と出会っていることです。
そんなことから、私たちが考える民泊とは、
ゲスト(訪れる人)とホスト(迎える人)が、価値観やつながりをシェアすることで、お互いの人生や、まわりの人を豊かにする宿泊のこと。
と定義しました。
民泊を始めたきっかけは経済的なことだったのに、気がついてみれば人生に大きな影響を与えることになっている。
そんな経験を共有したメンバーで、自分にしかできない民泊を作ることの面白さをもっと多くの方と共有したくて、2020年1月に「多摩おうちホストの会」を設立することとなりました。
私たちは民泊を通じて、地元の魅力にも目が行くようになりました。まちへの恩返しとなるか分かりませんが、地域社会に少しでも活力を与えられるようにもなりたいと思っております。
是非、これから「 東京多摩民泊コミュニティ 」を宜しくお願いします。
*2021年8月より、多摩おうちホストの会は、東京多摩民泊コミュニティ に名称を変更しました。
東京多摩民泊コミュニティ
代表 石川 健