
国立の田んぼでBBQ暑気払い〜続・多摩の広域観光を考える
こんにちは!東京多摩民泊コミュニティのKenです。
今年の3月、東京都国立市の「特定非営利活動法人くにたち農園の会」が、世界の約100の社会貢献団体に付与されるAirbnbコミュニティ基金から助成対象となりました。
今回、そんな農園の会が取り組む事業や地域活動をコミュニティーメンバーに知っていただく機会にすると同時に、みんなでBBQして、美味しいものを食べてこの暑い日本の夏を乗り切ろうと思い、先月8月21日に、くにたち農園の会の施設でミートアップを開催しました。
くにたち農園の会創業メンバーの小野さん(現在副理事長)、村井さん、ゲストハウススタッフここたまやの学生スタッフ6名、そして私たちホスト11名で、現地でゲストハウスの見学や運営する田んぼでバーベキューを楽しみながら交流をしてきました。
普段のミートアップは年齢層高めですが、学生さんが入ると、一気に多様な感じになります。
ここたまやの学生スタッフは、なんと60名もいるそうです。サークル活動なので、あくまで任意参加ですが、これだけ興味を持ってもらえるのは素晴らしいことだと思います。これは小野さんの人間力とカラオケ力?によるものだと思います。
カラオケの後は、ここたまやに泊まらせて頂きました。古き良き日本を感じさせつつも、清潔でとても快適な空間に癒されました。畳の部屋でお布団で眠ったのは久しぶりでした。
「世界中に居場所をつくること」をミッションとするAirbnbは、旅行のプラットフォーム会社として有名ですが、多摩で民泊を営んでいる私達は、旅行に限らず様々な理由で民泊を使う人達がいることを知っています。
私が泊まった時に居合わせた方はこのゲストハウスに2週間いるそうで、理由を聞いたところ、今は保育士ですが今後教員の免許も取りたくて、そのためのスクーリングで大学に通うのに利用していたそうです。
ホテルに2週間では完全に予算オーバーで、本当に助かっているとのことでした。
民泊がこんな風に役立っていることはなかなか知られていないですが、単にホテルの受け皿ということより、それ以上に「人の役に立っている」ことを感じられるのが醍醐味だと改めて感じました。人それぞれなエピソードを参加者同士で交換できるのもミートアップの楽しいところです。
民泊が地域とつながりながりながら成長していくのに、宿泊事業者の存在が不可欠であることが少しでも伝わったら嬉しいです。